内臓脂肪の減らし方

【内臓脂肪を減らす食事について】

栄養バランスの悪い食生活や食べすぎは、内臓脂肪が体につく大きな原因であり、体脂肪率が高い人はまず、今の食生活から改善することです。

ただし、極端な食事の制限を行いますと、体が栄養をできるだけ蓄えようとし、逆に内臓脂肪が増加してしまうことになりますので注意が必要です。また、朝食を抜くというような、食事の間隔を開けさせすぎるのも同様で、量を減らすことより、質のいいものを１日３食、決まった時間に少しでも食べることが大切です。

内臓脂肪を減らし方は、ビタミンやミネラル、たんぱく質などの栄養素がとても良いので、あくまでもバランスが大事だということを考えながら充分に摂取することです。

【内臓脂肪を減らす運動について】

内臓脂肪とは、文字通り脂であり、運動によってその脂を燃焼し、内臓脂肪を減少させるのには大変効果的な減らし方です。内臓脂肪を燃やすためには、水泳、ウォーキング、エアロビクスなどの酸素を体に取り込みながら行う有酸素運動が効果的です。

有酸素運動は、ある程度の時間を持続して行い、体内にたくさんの酸素をとりいれることが大切です。呼吸することに強く意識しながら運動すると、内臓脂肪の燃焼が効果的に行えます。

また、筋肉は内臓脂肪を燃やす最大の組織で、筋肉がつくことで基礎代謝が高まり、運動をしなくても食べた物を消費しやすくなりますので、筋肉をつけることも大事です。しかし、運動も無理して行うのはマイナスで、定期的に長く続けていくことが内臓脂肪を減らすために最も効果的な方法です。

【日常生活では】

ストレスは、内臓脂肪だけでなく様々な病気の元凶でもありますので、貯めないようにすることです。

しかし、現代の生活においては誰もがストレスを感じていますので、ストレスの発散する場所を見つけるといいでしょう。ストレスの発散といっても簡単なことで、音楽やアロマテラピー、読書など、自分の好きなことをしてリラックスできる時間を作るだけでよいのです。

また日常生活上でも運動できる機会は多くあり、例えば、あえて階段を使ったり、電車通勤のパターンを変えて歩く機会を増やしたり、一度自分の普段の生活を見直してみたらどうでしょうか。内臓脂肪を減らすという目的ではなく、自分の健康管理だと考えて行うといいでしょう。