土地家屋調査士の開業
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日本土地家屋調査士会連合会とは、土地家屋調査士会に所属する土地家屋調査士の品位を保持し、その業務の改善進歩を図るため、調査士会及びその会員の指導及び連絡に関する事務を行い、 並びに調査士の登録に関する事務を行うことを目的としている。なお、土地家屋調査士会と日本土地家屋調査士会連合会は異なる機関である。
土地家屋調査士試験に合格すると、土地家屋調査士会に入会し、開業することができる。開業活動をバックアップするため、都道府県ごと（北海道は4会）に合計50の土地家屋調査士会が組織されており、業務を行う全ての土地家屋調査士は土地家屋調査士会への入会と会則の遵守が義務づけられている。土地家屋調査士会は、所属する各土地家屋調査士の資質の維持・向上を図るため、会員を指導したり、各種の研修会を開催している。また、地域や市民のみなさまの期待と信頼に応える努力をしているが、その一環として無料相談やシンポジウム・講演会などを開催しているほか、表示に関する登記および境界標の維持管理の重要性などについての啓発活動も行っている。さらに、その全国組織として日本土地家屋調査士会連合会があり、各調査士会への指導・連絡のほか、業務の指導・研修、境界鑑定業務・地図整備のための研究や、地図行政への提言といった幅広い活動を行っている。
土地家屋調査士会と日本土地家屋調査士会連合会は、こういった活動を通して、より豊かな社会の創造に貢献し得る専門職能家としての土地家屋調査士のあるべき姿を考え続けている。
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